道陸神焼き

道陸神焼き

1月14日の夜、秩父市上吉田の大波見(おおはみ)地区の吉田川の河原で、小正月行事「道陸神(どうろくじん)焼き」が行われます。
門松や松飾り、しめ縄、福だるまなどを焼く火祭り行事で、お正月様はこの煙に乗って帰っていく、といいます。
大波見地区は30軒ほどの山あいの集落で、かつては子どもたちの行事でした。
少子化という時代の流れから子どもたちが少なくなり、大人たちが古くからの伝統を伝えています。
祭りを前に、青竹4本で柱を組み立て、家庭から持ち寄った松飾りなどで覆い、円すい形のやぐらをこしらえました。
午後7時、点火されたやぐらは燃え上がり、竹がはぜる音に合わせるように火の粉が舞い踊っていました。
燃え残りの松などの”燃えっくじ”は家に持ち帰り、家難・魔除けのまじないとして、玄関につるしておくという。

基本情報

名称 道陸神焼き(大波見のどんど焼き)
場所 〒369-1505 埼玉県秩父市上吉田 大波見(おおはみ)地区
開催日 毎年1月14日
時間 午後7時~8時
お問い合わせ 吉田総合支所地域振興課
0494-72-6083

周辺地図