大根のゆずまき

昔は12月の中旬になると、どこの家でも正月用に、大根にゆずを巻き、針で通して糸でつなげ、すだれの様にして軒先に吊したそうです。
酸味があるので、お雑煮の後に食べるとさっぱりした味でおいしいものです。

材料(5人分)

  • 大根 300g
  • ゆず 1個(皮だけ)
  • つけ汁
    • 砂糖 大さじ1杯半
    • 水 カップ1杯(200cc)
    • 塩 小さじ1杯半

用具

  • つまようじ25本
  • ふたが出釆る容器(タッパー)

作り方

  1. 大根は洗って3ミリの厚さに切ります。
  2. ゆずの皮は3ミリぐらいの千切りにします。
  3. 3ミリに切った大根はざるに並べて天気の良い日に8~10日問干します。(12月中旬頃でしたら5~6日日問)
  4. 大根にしわが出て釆たら今度は水洗いをしてほこりを落とし、水を切ります。
  5. (4)のゆずを大根の干したものに巻き、つまようじでとめます。
  6. 巻いた大根を、ふたの出来るもの(タッパー)にならべ、その上からつけ汁をながし入れます。
  7. ふたをしてすずしい所に置き、5~6日つけておき、汁の味がしみ込んだら出来上がりです。
    ※あまり寒いと大根が凍る場合がありますので注意して下さい。

(両神村 千嶋シゲ子)

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