つきこんにゃく
毎年、10月15日の大日様のおまつりに食べる習慣があります。こんにゃくを塩でからいりし、出た水をすて油でいためて砂糖、しようゆでにて食へます。10月~4月の間に食へます。
材料(出釆上り3kg)
- 玉こんにゃく 1kg
- 灰汁(あく)
- 灰(半黒程度のもの)1升
- 熱湯 0.9リットル
- 杉の葉(生)250gぐらい
- 湯 1.8リットル
用具
- 用具たる(下から5cmぐらいの所に穴をあけて、しのを通す)
- うす
- きね
- 箱
作り方
- 灰汁(あく)を一日前に準備する。たるの中に杉の葉を入れその上に灰をのせフキンをのせて熱湯をそそぎます。
- 玉こんにゃくを蒸しやわらかくなったら、うすに入れきねでつきます。
- 玉がなくなったら湯を4~5回ぐらいにわけて入れよく手でかきまぜる。
- 灰汁を沸とうしないていどにあたため、まぜたこんにゃくに入れ手でかきまぜます。(灰汁はコップに四分の一ぐらいとっておきます。)
- にとっておいた灰汁の半分を流し、その上にこんにゃくを入れ、上に又灰汁をかけかためます。
- 固まったら切って2~3回ゆがきます。
※たるのない場合はボールとザルで、灰のない場合は炭酸ソーダでもいいです。
(秩父市 上林タミエ)
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