![]() むくじんじゃ りゅうせい 龍勢まつり |
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「日本武尊が奉持した鉾(ほこ)より発した光のさまを尊び、後世氏子民が光を飛ばす行事として、往古より神社前方の吉田川原で祭日に大火を焚き、その燃えさしを取り、力の限り投げて火を飛ばし、光を放って御神意をなぐさめ奉ったが、火薬が発明されるや、これを用いて火花を飛ばし、龍勢となった。夜間見るときは星のごとく、よって流星と書き、昼間見るときは、雲中に龍の翔るがごとくで龍勢とも書く」 龍勢は、矢柄(やがら=龍勢のバランスを取り、狙った方向へ飛ばす)となる長い竹を用意し、火薬筒に松材を使い、これを縦に真二つに切って中をくり抜き、それを合わせて竹のタガをかける。火薬は硝石、炭、硫黄を混ぜ黒色火薬をつくる。調合の比率はそれぞれの流派によって異なるが、十(硝石)二(炭)一(硫黄)を標準とする。これを筒に入れキメ棒、カケヤを使い堅く詰めていく。最後に筒の底に錐で穴をもみ噴射口を作る。 このほか龍勢に取付ける背負い物(ショイモノ)を作る。背負い物は、火薬筒に取付ける物で、昔から唐傘、のろせ、吊るし傘などがあり、これらの龍勢は上空に昇りつめた時ひらひらと落ちてくるように仕掛けられている。近年は技術の向上から、「矢柄止」と言う落下傘で矢柄全体を吊った龍勢が、安全上からも標準となった。 |
秩父観光協会