■お祭り・イベント
秩父盆地では一年を通じて、そこかしこで何らかの祭礼、行事が行われています。花火が打ち上げられ、カラオケ舞台が設けられる賑やかなものから、ぐるわ(小集落)の衆が寄り集まる、こぢんまりした祭りまでさまざまです。ここでは、秩父市の代表的祭礼をご紹介します。
川瀬祭 山田の春まつり 秩父夜祭
秩父盆地は四季折々に、様々な彩りをまといながら移ろう。日差しが伸び谷間の氷が解けるころ、日溜りの梅がほころびてようやく春が訪れる。やがて山々は淡い緑に覆われ、緑を濃くしながら夏を迎える。
 秋、奥秩父の山々の頂に始まった紅葉が日を追ってふもとに下ると、代わって頂には雪を伴った冬将軍が降り立つ。この自然の営みの中で息づいてきた秩父の人々の生活の中に、豊作を願い、収穫を喜び、無病息災や安穏を祈るまつりが数多く伝えられてきた。
 生活様式が変わっても、秩父盆地では一年を通じてそこかしこで何かの祭礼、行事が行われている。花火が打ち上げられ、カラオケ舞台が設けられる賑やかなものから、ぐるわ(小集落)の衆が集まり小ぢんまりとした中にも温もりある祭りなど、心の糸に触れるものを持っている。

山車の上空で炸裂する尺玉

屋台芝居
秩父夜祭

 
 ドコドン、ドコドン、ドコドン…… 秩父の街は腹の底まで響く太鼓の連打に包まれ、秩父の名匠の手による極彩色の彫刻で飾られた屋台、笠鉾が街を華やかに彩る。三百余年の歴史を誇る秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は12月1日から始まり2日の宵待(よいまち=前夜祭)に続き3日の大祭となる。
 夕闇迫り、ボンボリに火が灯された屋台、笠鉾が黄金色に浮かび上がり、お旅所前の団子坂で祭りは最高潮に達する。
 江戸時代は秩父絹の市が立ち、お蚕祭りとも呼ばれ、秩父の経済を大いに潤した。時が移り絹市こそ立たないが、盆地の人々の一年の総決算の祭りの性格は変わらない。秩父神社の女神と武甲山の男神が年に一度の逢引をするというロマンスを秘めた祭りは、どよめきの中夜更けまで続く。

 国重要有形民俗文化財「秩父祭笠鉾・屋台六基」(1962年5月23日指定)
 国重要無形民俗文化財「秩父祭の屋台行事と神楽」(1979年2月3日指定)

山田の春まつり
 3月、,秩父市山田に鎮座の恒持神社例大祭は「山田春まつり」と呼ばれ、音と光でリズムを作る音楽花火で知られる。笠鉾(かさぼこ)1台と屋台2台の山車が山あいの道を引き回される。この祭りを前後して盆地の梅がほころび、札所めぐりの巡礼たちの鈴の音がそこかしこに響くようになる。








  秩父川瀬祭 笠鉾と屋台
 秩父のお祇園、「秩父川瀬祭」は7月19日、20日に、秩父市でにぎやかに繰り広げられます。
 7月19日の宵宮、20日とも、笠鉾(かさぼこ)4台と屋台4台の山車が、勇壮に屋台囃子を響かせ市内を牽引されます。冬の秩父夜祭が大人たちの祭りなら、お祇園は子どもたちが主役です。宵宮の19日午後7時から、秩父神社の神事・天王柱立て、引き続き花火大会(予定)など盛りだくさんの行事が続きます。20日午後3時ごろ荒川に大みこしをもみこみ、あらゆる災厄を流しさると言われる“みこし洗い”で祭りは最高潮に達します。祭りの名はこの神事からとられたものです。

秩父観光協会