2013/04/19

チチブイワザクラ展示 武甲山資料館

 秩父市と横瀬町境にある武甲山(1304m)の石灰岩地に自生する「チチブイワザクラ」が、ふもとの武甲山資料館で展示されています。30日まで公開予定です。
 チチブイワザクラは1933年に武甲山北面の石灰岩地で発見されました。サクラソウの仲間で、秩父の山の岩場に自生することから「チチブイワザクラ」の名がついたそうです。
 例年、4月中旬から5月までに7~12cmに伸びた茎の先に、直径2、3cmの赤紫色の花を咲かせます。
 武甲山で石灰岩を採掘をしてきた秩父太平洋セメントは、緑化の一環でチチブイワザクラやミヤマスカシユリなどの植物の保護活動をしています。チチブイワザクラは今年200鉢が育てられ、そのうち80鉢が花芽をつけ、4月8日前後に開花しました。緑化担当の井沢和洋さんによると「例年に比べ10日は早い開花」だそうです。
 19日午前、秩父太平洋セメント三輪鉱山の栽培地から運びおろされ、武甲山資料館ロビーに3鉢展示されました。このほか、ミヤマエンレイソウとウメウツギ各1鉢が展示されました。
 武甲山北面の石灰岩地に自生地があり、武甲山石灰岩地特殊植物群落として国指定天然記念物となっています。が、「その場所は石灰が採掘で消滅している」と証言する人もいます。
【武甲山資料館】秩父市大宮6176
入館料 大人200円 小中学生100円
毎週火曜日が休館日ですが、展示期間中は休館はありません。

 


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