2012/07/01

つとっこ

 5月5日端午の節句の頃食べるこの「つとっ子」は、とちの葉で、もち米や小豆、きび(黍)をつつんで蒸した郷土色豊かな味がします。「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」春浅き山里に、新緑薫る頃ともなると裏山にのぼり栃の葉をつみ「つとっ子」をつくる習慣がずうっとつづいています。昔は武士が戦場において栃の葉で穀物を包み、火で蒸して仕上げ携帯食料としても重要な役割を果していました。農家においても、野良仕事の弁当、子供のおやつに愛好され保存食としても大切な食料でした。
■材料 25個分 ●もち米 700g●小豆 140g●きび 130g●栃の葉 50枚●わらひも (40cm)25本●ごま塩 少々
■作り方 ①栃の葉は洗って水を切っておきます。わらは水にひたし柔らかくしておきます。②もち米、きびは磨ぎ洗いして一晩水にひたしておきます。小豆はくずれない程度に煮ておきます。③水切りをした②の【材料】をよくまぜ合せ、栃の葉二枚を合わせた上に、大さじ3~4牧人れて塩少々をふりかけ、手前からゆるみのないよう包み、わらひもでしっかり固く止めます。④沸とうした鍋に入れ、動かないよう中ぶたをしてからふたをして45分問ほどゆで、水のうでしょうぎに上げます。
(吉田町 新井フミ)